民族教育の今を考える

―― 朝鮮学校を中心に ――

日本の敗戦後、朝鮮の人たちはみな朝鮮に帰ろうとしました。日本で生まれ育った子どもたちは、朝鮮の言葉と文化を奪われていましたので、解放後すぐに日本各地に朝鮮学校が作られました。

その後、朝鮮学校は今に至るまで、日本政府や日本社会から、弾圧と差別を受け続けて来ました。

今は国際化が進み、インターナショナルスクールのほかブラジル人学校なども存在し、日本は共生社会とは言いながらもまだ、民族教育は多くの課題を抱えています。

日本社会ではあまり知られていない朝鮮学校を中心に、民族教育の歴史と現状を、パネル展示します。

過去を学び、そして未来に向かい共に歩を進めましょう。

「阪神教育闘争」兵庫県庁前(1948.4.24)

325(水)75(日)

12:00〜17:00
月・火曜日は休館
入館料 400円(中高生 半額)

講演会

『枝川町の歴史と民族教育』
   
   講師高柳俊男さん(法政大学国際文化学部教授)    
       ◆講演に先立ち、映画『朝鮮の子』(※)を上映します。

              (※)
1955年2月に枝川朝鮮学校を中心に制作された
                 ドキュメンタリー映画(上映時間 30分)
   
   日時3月28日(土)14:00〜16:00 
   場所:高麗博物館 展示室   参加費1000円(入館料を含む)